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園
第1章 レディスキッチン 園

「彩乃! 起きてる?」
階下からの母親の声で目が覚めた。
「は~い!」
彩乃は返事をする。
「そろそろ出かけるわよ。着替えて降りて来なさい」
「分かったぁ!」
彩乃は答えて布団から起き上がる。
股の辺りにパンティが貼り付いているような気がした。ブラにも何だかケチがついたような気もする。
彩乃は嫌な顔をしながらパンティとブラを取り替え、一応、レストランで断られない程度の装いにして階下へ降りた。母親も彩乃に負けないような格好で準備を終えていた。
「お父さんから連絡があって、駅前に集合になったのよ」母親が言う。「今から出れば余裕ね」
「そうね」
彩乃は、駅前と聞いて、あのレストランを想い出した。……まさか、そこじゃないわよね。彩乃は不安になった。
「ねえ、なんて言うお店に行くの?」
「カッシーニって言うイタリアレストランですって。お父さんの知り合いが経営しているとか、いないとか……」
「お父さんって、家ではあんなにだらだらな感じなのに、ひょっとして、凄い人なんじゃないの?」
「かも知れないわねぇ。お給料を全部預けているのに、お父さんは日々のお小遣いに全然困っていないみたいだから」
「ふ~ん……」
「まあ、でも、お父さんはお父さんだから。彩乃が変に意識する事は無いわ。……さあ、行きましょう」
母親に急かされる形で二人は家を出た。
階下からの母親の声で目が覚めた。
「は~い!」
彩乃は返事をする。
「そろそろ出かけるわよ。着替えて降りて来なさい」
「分かったぁ!」
彩乃は答えて布団から起き上がる。
股の辺りにパンティが貼り付いているような気がした。ブラにも何だかケチがついたような気もする。
彩乃は嫌な顔をしながらパンティとブラを取り替え、一応、レストランで断られない程度の装いにして階下へ降りた。母親も彩乃に負けないような格好で準備を終えていた。
「お父さんから連絡があって、駅前に集合になったのよ」母親が言う。「今から出れば余裕ね」
「そうね」
彩乃は、駅前と聞いて、あのレストランを想い出した。……まさか、そこじゃないわよね。彩乃は不安になった。
「ねえ、なんて言うお店に行くの?」
「カッシーニって言うイタリアレストランですって。お父さんの知り合いが経営しているとか、いないとか……」
「お父さんって、家ではあんなにだらだらな感じなのに、ひょっとして、凄い人なんじゃないの?」
「かも知れないわねぇ。お給料を全部預けているのに、お父さんは日々のお小遣いに全然困っていないみたいだから」
「ふ~ん……」
「まあ、でも、お父さんはお父さんだから。彩乃が変に意識する事は無いわ。……さあ、行きましょう」
母親に急かされる形で二人は家を出た。

