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人妻 真子〜情事の果てに〜
第9章 Day 4-5
「真子、付けなくて良いの?」
「良いから来て……洋介……」

腰を沈める。。。
またしても密着する鍵と鍵穴。
一ミリも隙間なく満たされる。

ゆっくりとグラインドを始める。
クリトリスが擦れるように。

一定のリズムを真子がつかむと、洋介は真子の腰を支えそのリズムをサポートする。
真子の腰は軽快さを増し、さらにリズミカルに躍動した。

奧まで突き当たる快感と擦れる襞、痺れるクリトリス。

まだ見ぬ世界が広がっているような気がした。

洋介のサポートで浮遊感が増す。
腰が浮く。

「くびれ」から先がヴァギナの入り口で蠢き溢れ出る時を知らせた。
「真子……あ、真子……イク……」

絶頂への途上、真子は僅かばかり残された理性で咄嗟に洋介から離れた。

洋介から放出された液体は真子に届くことなく、宙に放たれ、洋介の腹にまとわりついた。

洋介は絶頂を味わった。しかし……

真子にはそれが疎ましかった。
洋介を身体の奥で受け止めることができない。
二人を隔てるものがまだある。

真子にはそれが疎ましかった。

限りない欲望の先に何ゆえに僅かばかりの理性が入り込むのか。。。

真子にはそれが疎ましかった。。。
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