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第11章 Day 5-1

ブラとショーツだけになり、鏡の前に立つ。
深紅が映える。

胸の谷間や秘所に指を遣りながらポーズをとってみる。
洋介の前に立つことを想像して。

肌が紅潮してくるのが自分でもわかった。

右、左と足の重心を移しながら腰に手を遣る。
洋介を誘惑することを想像してみたりしながら。
洋介をその気にさせ、さらに媚態を振り撒く。

真子の胸はブラの上からでもわかるくらいに張りを帯び、掌で押さえると反発するその弾力に自身の興奮度を見て取った。

もう一方の手で秘所をなぞってみる。
ショーツの上からでもその潤いは伝わってくる。

（洋介、私を見て……ちゃんと見て……）

ブラを外し、ショーツを脱ぐ。

舐め回すように見つめる洋介。
見られる快感に酔う真子。

（今日は私が楽しむの……）

真子はいつになく洋介を欲した。

裸体を鏡に晒しながら洋介を恣にすることを目論んだ。