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あなたへ……千鶴子より
第1章 愛撫
ああ、すごい……。
彼の目には私のはどんな風に映っているのでしょう。
昔、あなたの目にはどんな風に見えましたか?
明るい場所で、開かれた自分のあそこを私は初めて見ました。
日差しの中で、それは異様な肉の裂け目に見えました。
まるで粘液で濡れて、濃い匂いを放つ食虫植物の口のようでした。
ああ、そんなところを若い彼が見て、気持ち悪いものに思われないか心配でした。
彼はさらに腕に力を入れたのです。
お尻が浮きました。
私の首は窮屈に折り曲げられました。
でも……彼はそこにまた顔を寄せて来ました。
彼は舌を出しました。
今度は割れ目の下の端に舌を当て、上に向かって滑らし、開いたところ全体を舐め始めたのです。

「ああんっ! そんなこと、だめよっ!」
こんな恥ずかしい格好でされたことは、あなたからもありません。
それもこんな明るい場所で。
「ああっ……だめ……」
ああ、でも彼を押しのけることはできません。
彼のやりたいように、させるしかないのです。
彼は生きようとしているのです。
それを止めさせるなんて私にはできません。
私は耐えます。
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