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あなたへ……千鶴子より
第1章 愛撫
白い下腹部でした。
日が当たったことがないようでした。
脂肪などない、皮と筋肉しか見えない下腹部でした。
彼の陰毛は彼のペニスの付け根に、狭い範囲で薄く生えています。
彼のペニスが、秋の日差し照らされています。
彼のペニスは……そう、まだ、若い茎のようです。
あなたのような太さも、長さもありません。
先端のくびれのところには、皮が被さっていて、まだはっきりと形を作っていません。
先端のところは少し顔を出しています。
ああ、でも若い茎は力強く上を向いていました。
緑色の血管がうっすらと走っているのが見えます。

ああ、思い出しました。
あなたのは幹でした。
その表面には何本もの太い血管が浮き上がっている、色の濃い、太く、たくましい幹でした。
そう、先端のくびれがはっきりとしていました。
先端は大きな傘のようでした……。
ぱんぱんに膨らみ、てかっていました。
ああ、それを口いっぱいに頬張ったのを思い出しました。
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