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あなたへ……千鶴子より
第4章 絶頂
私は彼のまだ細い茎を口に含みました。
あなたのように、もっとたくましくなってもらいたかったのです。
これからの人生、まだまだたくさんつらいことがあるのです。
それに負けないように、早くあたなたのように強く、大きくなって欲しかった。
そう願い、彼を唇で包み、根元から先に向かってしごき、吸い上げました。
上へ上へもっと大きく育つようにと。
あなたから教わったやり方で、何度も、何度も。
ああ、彼は私の口の中に放ちました。
それは彼の生きようとする本能の証です。
私はためらわずそれを受け止めました。
こぼさぬよう、彼の脈動に合わせ、溢れ出るそばから唇でしごき、吸いながら飲み込みました。
放出が終わった後も、私は口の中でゆっくりと彼をしごき続けました。
一度柔らかくなった彼の茎は、また硬さを取り戻しました。
ああ、彼は力強く、また立ち上がったのです。
うれしかった。
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