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好きになってくれてありがとう
第7章 気持ちの変化


「今日はここまでにしとこう。」

翼さんはもう寝ようと言って私に布団をかけてくれた。
気を遣ってくれたんだと思うけど何だかモヤモヤしている私。

「もう、寝るの?」

「あぁ、今日は疲れただろ?」

「…うん。」



中途半端に終わったことにモヤモヤしているんだと思っていた。
けどそれは違ったことを後に理解することになる。


布団を濡らしてしまったところに脱衣所から数枚のバスタオルを持ってきて敷いてくれた。
そして濡れてない布団側に私を寝させてまた抱きしめられる。


ピッタリくっついているからまだ夜は寒かったりするので心地がいい。

さっきの余韻がまだ残っている二人は無意識のうちに抱きしめあっていた。

そして私の下腹部あたりに翼さんのアレが当たっている。まだ大きくて主張しているのは当たり前。
だって結局私だけが気持ちよくなって翼さんは何も開放されていないままだったから。


「あの、翼さん…辛くないですか?」

「あ?悪い、強くしすぎたか?」

「いえ、そうじゃなくて…あの…当たってます…」



すると翼さんは言った。



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