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好きになってくれてありがとう
第6章 上司と同居


「体調は悪くないんです。

カルボナーラ大好きだったんです。」

「だった?」

「はい。作るのも好きだし食べるのも好きだったんです。

でも卓也…彼に作ったカルボナーラを彼は一口食べて好みじゃなかったのか私に向かって投げて来たことがあって…それから作ることも食べることもしなくなりました。

お気に入りだった食器も使えなくなったり、美味しくないんだって思うと食べられなくなってしまいました。」



部長は私の話を聞くと一つのお皿をキッチンに持っていきまた何か始めた。
何しているのか聞いてみると部長は手を止めることなく言った。


「そんなことがあったなんて知らなかったからな。先に相談すればよかった。

嫌な思い出があるなら無理することない。
いや、むしろ一緒に食うのに嫌な思いしながら食べるのはどっちも嫌だろ。」

残してもいいから。そう言ってすぐに違うパスタを作ってくれたのだった。


出来上がったのはナポリタンだった。

テーブルに並べると部長に座るように促される。



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