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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第8章 決着
私の恥じらいを、恐怖を、憤りを、
逞しいペニスで埋めて逃避させて欲しかった。
グググ…
沖島の「男」が美智子の狭き「女」を掻き分けて
侵入してくる。
先日、同じ男に与えられた痛みは
これっぽちも感じなかった。
求めていた快楽がそこにはあった。
美智子の「女」は嫌というほど潤い、
「男」を奥へ奥へと飲み込もうとした。
「おいおい、
やけにいい道具を持ってるじゃねえか。
こりゃあ大杉の奴もお前に溺れるのも当然だな。
乾いたオマ○コもいいが、
こうして濡れそぼったオマ○コも…気持ちいいもんだな」
あああ!そんなふうに言わないで…
いえ、もっと言って…
あふっ!!すごく…気持ちいい…
あああ…もっと奥まで…奥まで頂戴!!!
乳首もクリトリスも感じまくって
ビンビンに勃起していた。
腰に装着したディルドが
美智子の恥骨に押し当てられ
大きく反り返っていた。
そしてその根元の部分が
ちょうど美智子のクリトリスを
グリグリと愛撫していた。
「あう!!いい!!…すごく…いい!!!」
沖島に抱かれているのではなく、
美智子はただ単に「男」だけを
「女」に感じていた。
思考はすでに停止していた。
今、与えられている快楽を
子宮で受け止めていた。
もうすぐ…もうすぐ大きな波が来ようとしていた。
美智子の快楽がどんどん上昇していく。
上昇しきったところに大波がやってきて、
奈落の底へ突き落とすような体感を与えてくれる。
その瞬間まであとわずか…
「あ!…あ!…い、逝き…そう…」
なにもかも忘れる事のできる瞬間まで、
あと…わずか…
と、その時だった。
「美智子~~~~!!!!!」
卓也の声が…はっきりと卓也の声がした。