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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第4章 JUNと直接会うことにした

「メール?…ひょっとしてメル友?」

「うん、そう」

JUNとのメールは
いつも他愛無い日常の話題が主だったので、
別に隠すつもりはなかったので素直に答えた。

「そのメル友さんって、もしかして女性?」

「うん。JUNって子」

「え~~~?なんかイヤだなあ…」

おいおい、ひょっとして嫉妬かあ?
バカだなあ、そんなんじゃないよ 

そう言って抱き寄せキスしようとしたが
美智子は卓也の腕からするりと逃げ、
「断わって!今すぐメル友を止めますって
返信して!!!」

子供みたいにわがままを言うやつだなあ。
でも、こうして俺に快楽を与えてくれる美智子と
挨拶だけのメールのやり取りしかしないJUNの どちらを選ぶかは明白だった。

卓也は美智子の目の前で
JUNにお別れのメールを送信した。


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