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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第4章 JUNと直接会うことにした
あの頃は俺、ガキだったから…すまなかった。
ずっと心に君の事がひっかかっていたんだ。
半分は本当で半分は口から出たでまかせを言った。
メールがくるまでJUNの事は心から消えていた。
「今は大人になったから…かまわない?」
一瞬、彼女の目が妖しく輝いたような気がした。
卓也は気になる事を思い切って訊ねてみた。
「でも、どうして逢おうなんて?…
以前はさ、かたくなに自分の事は話そうとしなかったのにさ」
「私も…大人になったってことよ…」
いや、メル友として知り合った7年前なら
あなたはもう充分大人だったんじゃないの?
そういう突っ込みは封印した。
「で、いつまでここで粘るつもりかしら?」
「え?」
「ゆっくりお話がしたいなあ~…なんてね」
これって誘ってること?
いや、たぶん誘ってるんだ。
SEXから遠ざかっている卓也は
ゴクリと喉を鳴らした。
30分後、俺達は一糸纏わぬ生まれたままの姿で
抱き合っていた。
これは夢か? 年上の女の巨乳を、
今、俺は揉んでいる。
喘ぎ方も、身のくねらし方も
美智子と違い大人の女性だった。