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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第4章 JUNと直接会うことにした
潮を噴いたJUNは体が痙攣していた。
「わ、私…潮を…噴いちゃったの?」
初めての経験だったのだろう。
濡れたシーツが尻に冷たさを与え、
それが自分の女性器から噴き出た液体によるものだと実感させた。
「さあ、次は俺のモノを
下のお口で味わってもらうとするかな」
ご自慢のペニスをしごきながら、
彼女の足を割り秘境をめがけ腰を進めようとした。
だが…目的とする秘境がぼやけて見える…
あれ?おかしいな…
手の甲で目を擦り視点を合わせようとした。
だが、目のかすみはますますひどくなり、
頭がクラクラしてきた。
「あでぇ~?おがじいなあ~」
呂律もおかしくなってきている。
自然と瞼が重くなってくる…
やがて上体を倒し、
JUNの乳房に顔を埋め眠りに落ちた。
「ようやく効いてくれたのね…」
卓也の股間のものがみるみる萎んでゆく。
「ちゃんと逝かせてあげてからでもよかったけど、ごめんね」
ホテルに入った時に飲ませたビールに
睡眠薬を混ぜていたのだった。
覆い被さった卓也の体をよいしょと声を出し、
ベッドの空いてるスペースに押しのけた。
さて、じゃあ仕事を始めよっかな~
まるで今からゲームでも始めるような仕草で
ゴム手袋を装着し、
テーブルに置かれたPCバッグから
ノートPCを取り出し、電源を入れて起動させた。
ウインドゥズのマークが現れ、
次に『パスワードをいれてください』というコマンドが表示された。
JUNは自分のバッグから
黒い小さなUSBを取り出し
コネクターに差し込んだ。
画面が一瞬黒くなり、
Enterキーを押すと
パスワードが自動的に打ち込まれた。