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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第4章 JUNと直接会うことにした
「あったり~~~!!!
今じゃパスワードなんてあってないようなものね」
USBを抜き取り、
黒い小さなスティックに「ありがとう」と囁き
キスをした。
さあ、ちゃっちゃと済ませて
おさらばしちゃお~~っと、
JUNは手際よくキーボードを叩き、
目的とするフォルダーを見つけると
別のUSBスティックを差込みフォルダーをコピーした。
作業をすませてから、次にフォルダーを開き、
次々とデーターを改ざんした。
すべての処理を済ますのに数分とかかってなかった。
JUNは我ながら手際のよさに一人でほくそ笑んだ。
仕上げにUSBを抜き取り
大事そうにバッグにしまいこむと、
ノートを元通りバッグに仕舞いこみ
身支度を整え始めた。
部屋を出る前にJUNは卓也に近寄り
「女遊びして女を泣かすからこんな目にあうのよ」 そう言って卓也にやさしくキスをした。
『あなたのチンポを挿入できなくて残念だったわ。 でも、あなたなかなかのテクニシャンだったわよ』 心の中で呟き、
バイバイと手を振り部屋を抜け出した。