この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
見習いドS彼氏
第2章 玩具遊戯
週末、智輝が待ち合わせ場所に着くと既に奈緒は到着していた。
奈緒はチェックのワンピースにカーディガンを羽織る格好だった。
上品で凛としたその姿からはドMだなんてことは想像もできなかった。
「ごめん、お待たせ」
「あ、智輝。私も今来たとこっ」
にっと笑う奈緒の顔も智輝は好きだった。
美人な顔を崩すのも気にしないプライベートな笑い方が奈緒の人柄のよさを表しているようで。
二人はいつもと変わらないように映画を見て、ぶらぶら歩いた。
夕方にデパートの地下で惣菜を買ってから智輝のアパートへと向かうというのはいつもと何ら変わりのない二人のデートコースだった。
「それにしてもあのラストシーン、おかしかったよね」
奈緒は映画の無理矢理なラストシーンについて思い出し笑いを浮かべる。
「いかにもハリウッドって感じだよね」
普通に返すが、智輝はこれからのドSプレイのことで頭が一杯だった。
奈緒はチェックのワンピースにカーディガンを羽織る格好だった。
上品で凛としたその姿からはドMだなんてことは想像もできなかった。
「ごめん、お待たせ」
「あ、智輝。私も今来たとこっ」
にっと笑う奈緒の顔も智輝は好きだった。
美人な顔を崩すのも気にしないプライベートな笑い方が奈緒の人柄のよさを表しているようで。
二人はいつもと変わらないように映画を見て、ぶらぶら歩いた。
夕方にデパートの地下で惣菜を買ってから智輝のアパートへと向かうというのはいつもと何ら変わりのない二人のデートコースだった。
「それにしてもあのラストシーン、おかしかったよね」
奈緒は映画の無理矢理なラストシーンについて思い出し笑いを浮かべる。
「いかにもハリウッドって感じだよね」
普通に返すが、智輝はこれからのドSプレイのことで頭が一杯だった。