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見習いドS彼氏
第2章 玩具遊戯
SMには色んな責めがあることがわかったが、そのほとんどが智輝には荷が重すぎた。
一番やり易くて、自分でも興味が持てそうな玩具でのプレイというものから始めてみることに決めた。

智輝は凝り性のため、やると決めたからには色々と調べてやるつもりでいた。
グッズが買える店も調べ、退社後に向かった。
店の雰囲気は怪しさ全開で男の智輝でも恥ずかしくなるくらいだった。
しかし奈緒を悦ばせるため、智輝は想定していたグッズを買い集めた。

はじめはどこか拒んでいた智輝であったが、手錠やローターなどを手に取り、それでどうやって責めるかと想像すると自然と顔が綻んでしまっていた。

週末に奈緒と会う約束にむけて玩具の使い方の予習も忘れない。
手際が悪いと盛り上がりに欠けてしまう。
言葉責めの内容も噛んだり躊躇せず言えるように練習は怠らなかった。


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