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見習いドS彼氏
第9章 毒牙
何をされるのかと奈緒が身構えるよりも早く綾宮はロープを取り出し、奈緒の手首を固く結んだ。
「嫌っ! 離してっ!」
防音性に優れたこの部屋ではどれだけ叫ぼうが音は外に漏れない。
奈緒の叫び声も綾宮以外には誰にも届かない。
そしてその叫びはもちろん、綾宮を悦ばせる音色にしか過ぎなかった。
両手を結わえたロープを天井付近に設けた梁にかける。
「ああっ!!」
当然奈緒は両手を高くあげた姿勢となる。
綾宮はそのロープをぐいっと更に引っ張り、奈緒は慌ててつま先立ちになった。
足を完全に床に着ければ肩を痛めることとなる。
「脚を開きなさい」
「こんな体勢じゃ無理っ……」
「早くするんだ」
有無を言わさぬ口調に責められ、奈緒は渋々に脚を少しだけ開いた。
「嫌っ! 離してっ!」
防音性に優れたこの部屋ではどれだけ叫ぼうが音は外に漏れない。
奈緒の叫び声も綾宮以外には誰にも届かない。
そしてその叫びはもちろん、綾宮を悦ばせる音色にしか過ぎなかった。
両手を結わえたロープを天井付近に設けた梁にかける。
「ああっ!!」
当然奈緒は両手を高くあげた姿勢となる。
綾宮はそのロープをぐいっと更に引っ張り、奈緒は慌ててつま先立ちになった。
足を完全に床に着ければ肩を痛めることとなる。
「脚を開きなさい」
「こんな体勢じゃ無理っ……」
「早くするんだ」
有無を言わさぬ口調に責められ、奈緒は渋々に脚を少しだけ開いた。