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見習いドS彼氏
第9章 毒牙
「いい子だ。ご褒美をやろう」
「何っ!? 嫌、やめてっ……」

恐怖で震える声に綾宮はゾクッと快楽を覚える。
そして小瓶を取り出し、中に入っていた軟膏を指先に掬った。
小瓶の中からは強いメンソール臭が漂っていた。

「や、やめてくださいっ」

身の危険を感じ、逃げようとしてバランスを崩し肩に激痛が走る。

「痛っ!!」

慌ててつま先立ちに戻る奈緒をせせら笑いながら綾宮は軟膏を奈緒の秘部に塗り込んだ。

「んあぁあっ!! 熱いっ!!」

弱い粘膜に軟膏の刺激は計り知れないほど強かった。
触れた瞬間に燃えたかのような熱を感じる。
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