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見習いドS彼氏
第2章 玩具遊戯
智樹はバイブを抜くと火照った汁をトロトロと排出する陰唇にしゃぶりついた。
少し野性的で甘美な奈緒の香りがした。
そのエキスを堪能するようにぴちゃぴちゃと音を立てて舐める。

「も、もうっ! もうやめてっ! ご主人様ぁあっ!」

官能のイキ地獄のなか、手の自由を奪われた奈緒は気が触れんばかりに叫ぶ。
壁の厚いとは言えないアパートのため、その声は漏れ聞こえてしまう。
それでも構わずに智輝は奈緒をしゃぶり尽くす。
腰を抱え、舌をぬるっと中に出し入れするほどに激しく舐めた。

「はひっはひっはひっひぃいっ! ひぃくぅううっ!」

三度、エクスタシーが奈緒の体を貫いた。
背中に鉄の杭でも打たれたようにつっぱり、足先をヒクヒクとヒクつかせる。
敏感になり過ぎた身体は何度でも到達してしまう覚醒状態になった。
智輝は指を二本、奈緒の中に差し込むと熱く火照る膣内をかき混ぜた。
白く濁った奈緒のメス汁が掻き出され、たらーっと垂れて尻の穴の方へと流れていく。

「あっあっぁあっ! イクっ! そこだめぇえっ! あっ! ああぁあっ!」

もはや声も出せず、体をびくんと震わせて達する奈緒。
受付嬢の優雅さはなく、悦楽の虜となったM奴隷の顔だった。

更に智輝が責めようとすると奈緒はブンブンと頭を振った。

「お、お許しくださいっ……」

その言葉を聞き、智輝は指を止めた。

『お許しください』とはSMプレイ中で責めをやめてもらうときのM側の意思表示だということを学んでいた。
無間地獄から解放された奈緒はぐったりと横たわって呼吸をはぁはぁと漏らしていた。
智輝は手錠を外してやり、奈緒に腕枕をしながらキスをした。

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