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見習いドS彼氏
第11章 羨望
バスルームの中の弥生も当然それは分かっていたが、全裸のままじっと智輝を見詰めて身体を隠そうともしていなかった。
豊満な乳房の割にくびれた腰が艶かしく、ほんの一瞬だけ智輝の視線は見入ってしまっていた。
我に返り慌てて目を背けるとシャワー音が鳴り始め、湯気でガラス張りの壁は曇ってしまう。
網膜に焼き付いてしまった弥生の裸体に智輝は鼓動を速めていた。
曇ったガラスにチラッと視線を送ると肌色のぼんやりとしたシルエットが動くのが見えた。
(なに考えてんだよ、俺はっ……こんなときにっ……)
慌ててガラス張りの壁に背を向けて呼吸を整えた。
「お先に失礼しました……」
しばらくすると背後から弥生の声が聞こえた。
「早かったね。もっとゆっくり入っててよかっ--」
振り返った智輝は凍り付いてしまう。
弥生はバスタオルすら巻いていない全裸姿で立っていた。
「にし、のさん……」
固まった智輝にすっと近づいた弥生はそのまま智輝の唇にそっとキスをした。
「梶野さん……私じゃ、駄目ですか?」
ぷっくりとした柔らかい唇が離れると弥生は辛そうに呟いた。
「私なんかじゃ奈緒さんの代わりになれませんか?」
豊満な乳房の割にくびれた腰が艶かしく、ほんの一瞬だけ智輝の視線は見入ってしまっていた。
我に返り慌てて目を背けるとシャワー音が鳴り始め、湯気でガラス張りの壁は曇ってしまう。
網膜に焼き付いてしまった弥生の裸体に智輝は鼓動を速めていた。
曇ったガラスにチラッと視線を送ると肌色のぼんやりとしたシルエットが動くのが見えた。
(なに考えてんだよ、俺はっ……こんなときにっ……)
慌ててガラス張りの壁に背を向けて呼吸を整えた。
「お先に失礼しました……」
しばらくすると背後から弥生の声が聞こえた。
「早かったね。もっとゆっくり入っててよかっ--」
振り返った智輝は凍り付いてしまう。
弥生はバスタオルすら巻いていない全裸姿で立っていた。
「にし、のさん……」
固まった智輝にすっと近づいた弥生はそのまま智輝の唇にそっとキスをした。
「梶野さん……私じゃ、駄目ですか?」
ぷっくりとした柔らかい唇が離れると弥生は辛そうに呟いた。
「私なんかじゃ奈緒さんの代わりになれませんか?」