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見習いドS彼氏
第11章 羨望
緊迫した恋愛感情の空気から和らいだことで智輝は内心安堵する。
もし奈緒という存在がいなければ智輝も弥生の告白を快く受けていたかもしれない。
しかし奈緒がいなければ出会うこともなかった相手だ。
「梶野さん、本当に荒井さんがいなくなった理由、わからないんですか?」
何か含みのあるような言い方だったので智輝は少し記憶を辿る。
(俺の責めが満足いかなかったから……? いや、そんな理由であそこまで大掛かりにいなくならないよなぁ……普通)
考えあぐねてる智輝に弥生は言いづらそうに口を開いた。
「その……梶野さんって見た目からしてドSじゃないですか……」
いきなりとんでもないことを言われて智輝は目を丸くする。
「ええっ!? そ、そうかな?」
もし奈緒という存在がいなければ智輝も弥生の告白を快く受けていたかもしれない。
しかし奈緒がいなければ出会うこともなかった相手だ。
「梶野さん、本当に荒井さんがいなくなった理由、わからないんですか?」
何か含みのあるような言い方だったので智輝は少し記憶を辿る。
(俺の責めが満足いかなかったから……? いや、そんな理由であそこまで大掛かりにいなくならないよなぁ……普通)
考えあぐねてる智輝に弥生は言いづらそうに口を開いた。
「その……梶野さんって見た目からしてドSじゃないですか……」
いきなりとんでもないことを言われて智輝は目を丸くする。
「ええっ!? そ、そうかな?」