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見習いドS彼氏
第12章 トラップ
すぐに室内で誰かが動く気配がしてドアが開いた。
「はい?」
ドアを開けた金髪の人物は怪訝そうな表情で智輝を睨むように見る。
訪問販売の営業マンはいつもこんな対応をしてるのかと思うと少し気の毒に感じた。
「隣の部屋の荒井奈緒さんについて聞きたいんですけど」
「刑事っすかっ!?」
態度が一変し、好奇心に溢れた顔になる。
「あ、いや、そうじゃないんですけど……」
申し訳なさそうに答えると中村は急に怪訝な顔に変わる。
表情に現れやすい奴だなと智輝は笑いを堪える。
「荒井さんの……彼氏なんですけど」
「彼氏がなんで隣の部屋の奴に話を聞くンすか?」
不審に思われて扉を閉められたら一巻の終わりだ。
智輝は真実と言い替えた。
「元、彼氏です……」
「はい?」
ドアを開けた金髪の人物は怪訝そうな表情で智輝を睨むように見る。
訪問販売の営業マンはいつもこんな対応をしてるのかと思うと少し気の毒に感じた。
「隣の部屋の荒井奈緒さんについて聞きたいんですけど」
「刑事っすかっ!?」
態度が一変し、好奇心に溢れた顔になる。
「あ、いや、そうじゃないんですけど……」
申し訳なさそうに答えると中村は急に怪訝な顔に変わる。
表情に現れやすい奴だなと智輝は笑いを堪える。
「荒井さんの……彼氏なんですけど」
「彼氏がなんで隣の部屋の奴に話を聞くンすか?」
不審に思われて扉を閉められたら一巻の終わりだ。
智輝は真実と言い替えた。
「元、彼氏です……」