この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
見習いドS彼氏
第12章 トラップ
「あり得ない……?」
智輝が戸惑っていると中村は部屋の中からギターを持ってきた。
「俺がこのマンションに住んでる理由って防音がバッチリだからだし。俺バンドやってンだよ。部屋でギター弾いても苦情が来ないって理由で選んだんだから」
その言葉は智輝の瞳孔を大きく開かせた。
『隣から奈緒さんの声が聞こえる』
弥生ははっきりと智輝にそう言ったのだ。
「どうしたンすか?」
目を剥いた智輝に中村も驚く。
「そ、そのっ……奈緒の隣の部屋のっ……あっちの部屋のっ……」
焦ってなに言ってるのかわからない勢いで智輝は弥生の部屋を指す。
智輝が戸惑っていると中村は部屋の中からギターを持ってきた。
「俺がこのマンションに住んでる理由って防音がバッチリだからだし。俺バンドやってンだよ。部屋でギター弾いても苦情が来ないって理由で選んだんだから」
その言葉は智輝の瞳孔を大きく開かせた。
『隣から奈緒さんの声が聞こえる』
弥生ははっきりと智輝にそう言ったのだ。
「どうしたンすか?」
目を剥いた智輝に中村も驚く。
「そ、そのっ……奈緒の隣の部屋のっ……あっちの部屋のっ……」
焦ってなに言ってるのかわからない勢いで智輝は弥生の部屋を指す。