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見習いドS彼氏
第13章 対決
「とも、き……」
「どうした? 今日は服のままでいたぶられたいのか?」
「違うっ……智輝、もういいよ……やめて……」
奈緒はゆるゆると首を振って呟く。
その姿を綾宮は椅子に腰掛けて見つめていた。
これは奈緒を満足させるテストではない。
智輝がそれを愉しみながら行うかというところを確認するテストだ。
綾宮はそのことを巧みに隠し、智輝を焚き付けることに成功した。
奈緒に智輝と別れることを決意させた決め手であったその一点を再度確認させるためだ。
愛しい恋人を痛みつけて悦ぶ人間などそうはいない。
痛めつけられなければ満足できない奈緒にその事実を実感させることが目的だ。
「やめてとはどういうことだ? だいたい呼び方が違うだろ?」
智輝は奈緒に歩み寄るとシャツを引き裂くようにはだけさせた。
「きゃあっ!」
勢いで外れたボタンが床に散らばる。
「ご主人様、だろう?」
「す、すいませんっ……ご主人様……」
「奴隷の身分でこんな服を着るとはな。お前には不要だ」
そう言うと近くにあったはさみで奈緒のシャツを切って捨てる。
「これも要らないな」
ブラジャーを外し床の上に無造作に捨てる。
「どうした? 今日は服のままでいたぶられたいのか?」
「違うっ……智輝、もういいよ……やめて……」
奈緒はゆるゆると首を振って呟く。
その姿を綾宮は椅子に腰掛けて見つめていた。
これは奈緒を満足させるテストではない。
智輝がそれを愉しみながら行うかというところを確認するテストだ。
綾宮はそのことを巧みに隠し、智輝を焚き付けることに成功した。
奈緒に智輝と別れることを決意させた決め手であったその一点を再度確認させるためだ。
愛しい恋人を痛みつけて悦ぶ人間などそうはいない。
痛めつけられなければ満足できない奈緒にその事実を実感させることが目的だ。
「やめてとはどういうことだ? だいたい呼び方が違うだろ?」
智輝は奈緒に歩み寄るとシャツを引き裂くようにはだけさせた。
「きゃあっ!」
勢いで外れたボタンが床に散らばる。
「ご主人様、だろう?」
「す、すいませんっ……ご主人様……」
「奴隷の身分でこんな服を着るとはな。お前には不要だ」
そう言うと近くにあったはさみで奈緒のシャツを切って捨てる。
「これも要らないな」
ブラジャーを外し床の上に無造作に捨てる。