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見習いドS彼氏
第13章 対決
「どうなんだ?」
「……はい、そうです」
涙目で奈緒は白状した。
問い詰めておきながら、いざ肯定されるとやはり動揺はあった。
しかし何とかそれを表情に出すことを抑える。
「立つんだ」
「はい」
「そこの前に立て」
智輝は×型の磔台を指差す。
「……はい」
素直に立った奈緒の両手足首を金具で固定する。
何があっても逃げられない状況にさせられた奈緒は覚悟を決めたような張り詰めた表情を浮かべた。
「いい格好だな、奈緒」
「……ご主人様の気の済むようにしてください」
「殊勝なことを言うな。その言葉、取り消しは効かないからな?」
念を押されても奈緒はすぐに首肯した。
「はい……ご主人様が許してくださるのならば」
その言葉を聞いた智輝も神妙な顔で頷き返した。
「……はい、そうです」
涙目で奈緒は白状した。
問い詰めておきながら、いざ肯定されるとやはり動揺はあった。
しかし何とかそれを表情に出すことを抑える。
「立つんだ」
「はい」
「そこの前に立て」
智輝は×型の磔台を指差す。
「……はい」
素直に立った奈緒の両手足首を金具で固定する。
何があっても逃げられない状況にさせられた奈緒は覚悟を決めたような張り詰めた表情を浮かべた。
「いい格好だな、奈緒」
「……ご主人様の気の済むようにしてください」
「殊勝なことを言うな。その言葉、取り消しは効かないからな?」
念を押されても奈緒はすぐに首肯した。
「はい……ご主人様が許してくださるのならば」
その言葉を聞いた智輝も神妙な顔で頷き返した。