パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第13章 対決

「愚か者ッ!!　そっち向きじゃないッ!!」

綾宮に尻を向けるように四つん這いになる弥生を智輝が許すはずもなかった。

「顔をこっちに向けるんだ!!　ちゃんとお前のご主人様に見えるようにな!!」
「嫌ッ!!　お許し下さいッ!!」

断固として拒む弥生の尻を智輝は何度も平手で打つ。

「や、やめてっ……智輝っ!!　も、もうやめてッ!!」

奈緒も涙声で叫ぶ。
それはもちろん綾宮を気遣った意味ではなく、恋人が自分以外の女性と結合するのを見たくない一心の願いだった。