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第13章 対決

「ゴムは付けてやろうか？」

言いながら智輝はごそごそと腰元に手をやる。

「いえ……生で……生で下さい、ご主人様……」

弥生は震えるような声で答える。

「そうか……生なら膣内(なか）に出すがいいのか？」
「……はい」
「産めよ？　身籠ったら産むんだぞ？」
「…………はい」

弥生は小さな声だが、はっきりとそう答えた。

「な、何考えてるのっ!?　嫌っ!!　やめてっ!!　智輝っ!!」

奈緒は泣きながら叫ぶ。
これが責めだとすれば、奈緒は久しぶりに責めで涙を流して許しを乞う。