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見習いドS彼氏
第3章 言葉責め
「ああっ! 駄目っ! ンンッッ!!」

奈緒は顔を紅潮させ、近くにあった椅子の脚を力強く掴んだ。

「こんなにびちゃびちゃに濡らして……聞こえるか、奈緒。グチュグチュいってるぞ?」
「ち、違っ……ああっ!」
「何が違うんだよ? やらしい音立ててるだろ?」
「ご、ご主人、さまがっ……ああっ! ご主人様が舐めるからっ!」

首筋を伸ばし、顎を点に向けて仰け反る奈緒に智輝の劣情が募る。
それまで舐めていなかったクリトリスも弾くように舐めてやると奈緒は腰を突き出しながら更に弓反った。

「あんっ! も、もうっ! んあああっ!」

奈緒のつま先に力が篭っているのを見て、智輝は奈緒が頂点に近いことを察した。
察した上で。

「あっ!?」

智輝は舐めるのを止め、顔を離してしまった。

「ん? どうした? なんだ、その顔は?」

イキそびれた奈緒は眉を歪めて物欲しげに智輝を見詰めていた。

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