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見習いドS彼氏
第5章 呵責と戸惑い
「お邪魔しまーす……」

留美はやや緊張した様子で智輝の部屋へ上がった。

「散らかってて悪いけど適当に座ってて」

お茶を淹れながら留美に伝える。

「あ、私やりますからっ」

「いいって。座っとけ」

留美の申し出を却下して智輝は手際よくお茶を淹れた。

独身男性の独り暮らしにしては片付いている部屋で留美は落ち着きなく視線を泳がせた。

「きれいに片付いてますね。彼女さんが片付けてるんですか?」

「いや。自分でやってる。むしろ彼女は散らかす係りだ」

やんわりと恋人の有無を確認したつもりの留美は智輝の返答に不服そうに頬を膨らませた。

「どうした?」

智輝は不思議そうに留美の前に湯呑みを置いた。

「別に。ただ梶野さんって意外とデリカシーがないんだなって思っただけです」

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