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見習いドS彼氏
第6章 夜の散歩道
奈緒は恥ずかしそうにゆっくりとトレンチコートの前をはだけた。
公園の薄暗い灯りに白い素肌が照らし出された。
「言いつけを守って来たんだな。偉いぞ、奈緒」
裸を確認させると奈緒はすぐにまたトレンチに包まった。
「おい。誰が閉じていいと言ったんだ?」
「だってっ……人、来ちゃう」
声色を絞らない智輝と対照的に奈緒は潜めた声で反抗した。
「誰か来たら見せてやればいいだろう? ほら、コートを脱ぐんだ」
「ぬ、脱ぐのは無理っ……絶対無理、です……」
前をはだけるだけなら誰か来た時にすぐ隠せるが、脱ぐとなるとそうはいかない。
さすがに奈緒の表情に焦りが出た。
演技以上の動揺に智輝はにやりとほくそえんだ。
大概のことは嫌がりながらも喜ぶ奈緒に、正直焦りのようなものを感じていた。
奈緒の許容を超えるだけの責めをしてやりたいという気持ちが智輝のなかで芽生え始めていた。
「いいから脱ぐんだ」
拒否を認めない強い口調で智輝は言いつけた。それこそ奴隷に言い渡すかのように。
「そんなっ……嫌だよぉっ……許して、お願い……します」
涙声で奈緒は懇願する。
公園の薄暗い灯りに白い素肌が照らし出された。
「言いつけを守って来たんだな。偉いぞ、奈緒」
裸を確認させると奈緒はすぐにまたトレンチに包まった。
「おい。誰が閉じていいと言ったんだ?」
「だってっ……人、来ちゃう」
声色を絞らない智輝と対照的に奈緒は潜めた声で反抗した。
「誰か来たら見せてやればいいだろう? ほら、コートを脱ぐんだ」
「ぬ、脱ぐのは無理っ……絶対無理、です……」
前をはだけるだけなら誰か来た時にすぐ隠せるが、脱ぐとなるとそうはいかない。
さすがに奈緒の表情に焦りが出た。
演技以上の動揺に智輝はにやりとほくそえんだ。
大概のことは嫌がりながらも喜ぶ奈緒に、正直焦りのようなものを感じていた。
奈緒の許容を超えるだけの責めをしてやりたいという気持ちが智輝のなかで芽生え始めていた。
「いいから脱ぐんだ」
拒否を認めない強い口調で智輝は言いつけた。それこそ奴隷に言い渡すかのように。
「そんなっ……嫌だよぉっ……許して、お願い……します」
涙声で奈緒は懇願する。