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私は管理人
第8章 ホストの向井くん
「ちょ、ちょっとどうしちゃたの?」
急病でしょうか?
わたしはスマホを手にして救急車を要請しようと思いましたが、すぐさま電話をするのを止めました。
向井くん、大イビキをかいて爆睡していたんです
『あらあら、眠かったのね…
部屋に連れ込んだりして悪かったわ』
わたしは何とか向井くんをソファに寝かせました。
でも、このままだとスーツがしわくちゃになってしまいます。
わたしは彼を起こさないように
そっとスーツをぬがしてあげました。
『ジャケットだけじゃなく
やっぱりスラックスも脱がしてあげないとね』
スラックスを下ろしてトランクス姿の彼の股間を見てびっくりしてしまいました。
勃起はしていませんでしたが
とらんくすのシルエットが
ものすごいマグナムだったんですもの。
『いやん…目の毒だわ…』
わたしはなるべくそちらを見ないようにしながら
タオルケットを掛けてあげました。
そのまま目覚めるまで向井くんを寝かせてあげようと思って、なるべく音をたてないように家事をやりはじめたんですけど、
どうにも巨根のシルエットが目に浮かんできて
何をやろうとしても上の空状態でした。
「これはダメだわ
何をするにしても手につかないわ」
わたしは家事をあきらめて
テーブルの席に座るとソファで眠る向井くんの顔を
じっくり眺めました。