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月一回、ほとばしる熱情
第1章 キッチンから始まった
 私の前にあるモノは横を向き、何かを期待しているように時折揺れる。その期待に答えるために膝立ちになり、見ているだけでぴくぴくと跳ねながら大きくなっていくモノを観察した。
 玉袋に舌を這わすと夫の身体がビクリと震える。
 つけ根や玉を執拗に舐めていると、棒の先から液体が溢れ出してきているのが見てとれた。棒を伝ってくるその液体を下から舐め上げていくと、夫が息を漏らす。
 カリ首を舌の先でなぞり、亀頭を外側からゆっくり舐め、尿道を尖らした舌先でほじる。
 溢れた液体が舌先に絡みつき、夫の切なげな声が浴室に響く。
 夫のモノを口に含み、先端から棒の中ごろにかけてを数度往復し、奥までくわえ込んだ。
 先端が喉の奥を突いた時に、あぁっと声を漏らした夫が愛しくて、もっと感じさせたくて、貪欲に舌を這わして舐め上げる。
 ジュポジュポ……、ジュルルル……。
 上下に頭を振り、垂れていきそうになる唾液を吸い上げ、時には亀頭を舐め回して、先端をほじった。
「ゆり、気持ちいいよ……」
 そういいながら、夫が頭にそっと手を置いた。強弱をつけながら夢中でしごいていると、早くここに入れてと割れ目がうずきだすのを感じる。私が夫を責めているのに息が荒くなり、興奮が抑えられなくなってくる。
「ねぇ、もう、欲しいの……」
 口を離して、見上げながら夫にせがんだ。自分からせがむのは何度身体を重ねても恥ずかしくて、すぐに夫から目をそらしてしまう。
 夫は目の前に座って私を抱き寄せて唇をふさいだ。舌が押し入り、激しく絡み合う。夫の手が乳房の真ん中をとらえ、摘まんで揉みしだいた。
「んぅ……、あぁ、はぁ……」
 繋がった隙間から声を漏らし、荒くなった息でとても苦しいのに、夫の舌から離れることができなかった。
 夫の首に腕を回し、胡坐をかいているところにまたがる。
 そそり立つ肉棒に割れ目を擦りつければ、お湯の中でもヌルヌルと夫のモノに愛液がまとわりつくのが分かる。
 生の肉棒にクリを擦ることが堪らなく興奮するのだが、夫はそれを知らない。
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