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満ちる満ちる満ち足りる
第3章 刺激
「ルンルルンル~ン♪」

鼻唄を歌いなから家に帰ると、灯りがついていた
良い匂いもする
チャーハンかな

ドアを開けると見慣れない家具
段ボールもいくつか置いてある

「あ、お帰り幸子!ご飯できてるよ。」

案の定彰だった

「明日俺休みだから送ってくよ。」

「ずいぶんサービス良いのね。で、この大荷物は?」
 
「彼女に追い出されちゃってさー。」

本格的に引っ越してきたらしい。家主に無断で

「家賃は折半。今流行りのルームシェアってやつ。どう?」

幸子はチャーハンの良い匂いにつられてお腹が鳴った。毎日こんなに美味しいご飯が食べられるなら悪くない。

「決まりだな!」

しかし別れた元夫の弟と住むなんてなあ
幸子は世間体が気になる
彰は風呂上がりのTシャツに短パンだった。すっかりくつろいでいる

「冷蔵庫ろくなもん入ってないじゃん。どんな荒れた生活してんだよ。」

「あたしはスポドリと栄養チャージクッキーがあれば十分。出戻りでご傷心だしさ。」

「良く言うよ。俺のゴム一個無くなってたぞ。」

「ああ、真由にあげたの。」

「真由ちゃんってあの美人のねーちゃん?」

「知ってるの?」

「、、、式に来てた。」

ああ、あの式か。あたしにもそんな盛大なイベントがあったんだ。

そして彰はこんなに甲斐甲斐しく、不出来な元姉に世話を焼いて、一体どういうつもりなのだろう。
それにしてもこのチャーハン美味しいな
こんなちゃんと家で手料理食べたのいつぶりだろ。幸子は胃を決して言う

「彰、寝室は別だからね。」

彰のことは大切にしたいと思った。
だからこそ別々に寝るのだ。

「良いけど。」


幸子は夕食を終えて出張の準備にかかる
一泊で少し都会に行くのだ
町並みが楽しみ

「彰、明日駅まで送ってくれる?」

「良いけど。」

彰は明らかに不機嫌だった
ルームメートだからこそルールは決めなきゃね



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