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満ちる満ちる満ち足りる
第5章 ほぐしほぐされ
三原がふてくされたように後ろに手をつく
なんだか不機嫌そうだ
さすがの三原も動揺してるのかもしれない

「俺、夢の中で吉村さんを抱いてた。」

思いがけない告白だった
気にするなって言ったくせに

幸子は顔が赤くなる
嬉しいような怖いような
なんと返そうか
礼を言ったら変だし
露骨に喜ぶのも違う

「外でするとか、AV じゃないんだから。」

三原さんも見るのか、、AV
そりゃそうか
三原さんも男なんだよね
見てるところ想像したくないようなしたいような

幸子はいつも違う三原の態度にモジモジする

「缶コーヒかなんか買ってきましょうか。」

幸子は居たたまれなくなって立ち上がろうとする
その時
三原が幸子の腕を掴む

「えっ?」

体制を崩した幸子はよろけて三原に持たれかかる
そのまま抱き締められてしまう

「あ、あの、、?」

抱きしめられたまま
髪を撫でられる
三原の腕の中で程よく鍛えられた筋肉を感じる
タバコの臭いがする
願ってもない状況だけど、今の三原さんなんだか怖い
明らかに様子が変だ
力が強すぎて幸子は苦しくなる

「み、三原さん、、苦しい。」

幸子は三原を突き放した
すると今度は頭を引き寄せられキスをされる
全てがいきなり過ぎて幸子は頭の整理ができない
しかし体は反応する
ベロンベロン
激しく三原の舌が動いて絡む
三原の左手は幸子の髪
右手は幸子の手を握っている

奥さまは毎日この恩恵を受けているのだろうか
あの美人妻としているところを想像する
幸子は身をよじらせる
怖さより気持ちよさが勝ってくる

「んんっ。」

幸子は声を漏らす
こんなところで私は憧れの三原さんと、、、
誰かに見られたら、、、
スリルに興奮してしまう

5分はしていたと思う
唇が少し腫れたような気がした
キスを中断して
さっきから無言だった三原が口を開く

「魅力的だよ。何もかもが。」

幸子はキスに酔いしれてぽーっとなる

「三原さんが、好きです。」

ついに言ってしまう
いつも一歩先で幸子を見守ってくれる
取り乱しても諭してくれる
もっともっと知りたくなる

「僕も、吉村さんが好きだ。」

このままセックスできたら最高なのに
今すぐ服を全部脱いで交わりたかった
この人と肌を重ねたい

その時、午後の始業のチャイムが鳴る
ピンポロリーン
ハッと我に帰る

「私、戻らなきゃ。」
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