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満ちる満ちる満ち足りる
第7章 挟む幸子
三原は黙って歩き出す
幸子も後ろからついて行く
ホテル街に差し掛かる
「本当に良いの?」
「良いです。」
幸子は恥ずかしくもなかった
勇敢な気分で
挑むように歩くのだった
一番地味なホテルだった
入り口に段差がある
三原が幸子の肩を抱いて一緒に入る
一部屋しか空いていなかった
さすが金曜の夜だ
三原が無言で部屋のボタンを押す
普通のカップルはこういう時っていちゃいちゃするものだが
2人とも黙っている
ただ、気まずくもない
やけに狭いエレベーターだった
デリヘル情報が壁に貼ってある
三原がそちらを見ようとする
すかさず幸子は三原の肩に手を回した
本能だった
舌で三原の唇を舐め回す
耳にも耳の後ろにもキスをした
もう、なんの恥ずかしげもない
部屋に入る
やっとベッドが入っているような狭い部屋
2人ともベッドに座る
三原は何もしてこない
幸子はテレビをつける
有料チャンネルでまさにエレベーターでキスしている場面だった
「狭いとああなるよね。」
三原が口を開く
幸子は横から足で三原を挟んだ
交差して座るような形になる
「先に浴びてきたら?」
「一緒に、、、浴びませんか。」
「良いよ。先行ってて。」
二人とも口数は少ない
自分から望んだことなのに
彼を困らせてしまったかもしれない
幸子は今更ながら大胆な行動を後悔する
トップスを脱いで下着姿を洗面所の鏡に写す
松下当たりね
今日は上下揃えて水色だ
乳輪の部分がレースになっていて少し透けている
彰の好きなティーバックではない
またどーのこーの言って洗ってくれるのかしら
裸になってバスルームに入る
部屋のわりには広かった
備え付けのボディソープを泡立てる
ラベンダーの香り
ラブホテルなんて、誠と付き合ってた時以来だ
今日の誠の服、ダサかったなあ
新しい婚約者の好みなのかしら
幸子は鏡を見ながら泡をデコルテに乗せる
ぽたっと胸に落ちる
少し垂れてきたかなあ
自分で持ち上げる
三原の妻に比べたら小さいしハリが足りないような気もした
「お待たせ。」
三原が入ってくる
幸子は胸毛に目がいく
「すてき。」
幸子は胸に泡を付けたまま
三原に抱きつく
「照れるよ。。」
「名前で呼んでください。」
「幸子、、、ちゃん?」
幸子は嬉しくなる
「ちゃんは、、、ハズイです。」
幸子が三原から離れる
幸子も後ろからついて行く
ホテル街に差し掛かる
「本当に良いの?」
「良いです。」
幸子は恥ずかしくもなかった
勇敢な気分で
挑むように歩くのだった
一番地味なホテルだった
入り口に段差がある
三原が幸子の肩を抱いて一緒に入る
一部屋しか空いていなかった
さすが金曜の夜だ
三原が無言で部屋のボタンを押す
普通のカップルはこういう時っていちゃいちゃするものだが
2人とも黙っている
ただ、気まずくもない
やけに狭いエレベーターだった
デリヘル情報が壁に貼ってある
三原がそちらを見ようとする
すかさず幸子は三原の肩に手を回した
本能だった
舌で三原の唇を舐め回す
耳にも耳の後ろにもキスをした
もう、なんの恥ずかしげもない
部屋に入る
やっとベッドが入っているような狭い部屋
2人ともベッドに座る
三原は何もしてこない
幸子はテレビをつける
有料チャンネルでまさにエレベーターでキスしている場面だった
「狭いとああなるよね。」
三原が口を開く
幸子は横から足で三原を挟んだ
交差して座るような形になる
「先に浴びてきたら?」
「一緒に、、、浴びませんか。」
「良いよ。先行ってて。」
二人とも口数は少ない
自分から望んだことなのに
彼を困らせてしまったかもしれない
幸子は今更ながら大胆な行動を後悔する
トップスを脱いで下着姿を洗面所の鏡に写す
松下当たりね
今日は上下揃えて水色だ
乳輪の部分がレースになっていて少し透けている
彰の好きなティーバックではない
またどーのこーの言って洗ってくれるのかしら
裸になってバスルームに入る
部屋のわりには広かった
備え付けのボディソープを泡立てる
ラベンダーの香り
ラブホテルなんて、誠と付き合ってた時以来だ
今日の誠の服、ダサかったなあ
新しい婚約者の好みなのかしら
幸子は鏡を見ながら泡をデコルテに乗せる
ぽたっと胸に落ちる
少し垂れてきたかなあ
自分で持ち上げる
三原の妻に比べたら小さいしハリが足りないような気もした
「お待たせ。」
三原が入ってくる
幸子は胸毛に目がいく
「すてき。」
幸子は胸に泡を付けたまま
三原に抱きつく
「照れるよ。。」
「名前で呼んでください。」
「幸子、、、ちゃん?」
幸子は嬉しくなる
「ちゃんは、、、ハズイです。」
幸子が三原から離れる