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満ちる満ちる満ち足りる
第8章 ( *´艸`)
「この間誠に会ったの。」

飲み会の日
偶然出くわしたことを彰に話す
彰はご飯に肉を乗せてタレでヒタヒタにしている

「うっまカルビ。幸子も食えよ。」

「あたし、、やっぱ気にしてるわ。なんなのあのアロハシャツは!」

「俺に言われても。」

「彰は式にいくの?」

「式というか、、」

彰が黙る

「ハラミも食えよ。」

幸子は三枚同時に口に入れる

「うっんま!」

「だろっ。」

幸子は愚痴を中断して肉をむさぼり食った

「ビールはいかが?お姉さま。」

「くれい!」

二人とも出来上がる

「相手が妊娠したらしい、、」

「そうなんだ。彰はおじさんになるのね。」

「だな。だから式はしないと思うよ。」


幸子たちは子供が出来なかった
次第にますます仕事に打ち込みすれ違っていったように思う

「あの頃は生で入れてたなあ。」

幸子は懐かしむ

「俺たちはゴム派だもんな。」

「俺たち?」

彰が皿を洗っている
マメだなあ
あたしだったら翌日に持ち越しちゃうな

「彰はどうしてあたしと住んでるの?」

「楽しいから。」

「彰が来てくれて良かった。」

「ま、少なくとも冷蔵庫は人間らしくなったな。」

離婚後の荒れた生活からは考えられないくらい規則正しい生活をしている
そういえば最近お肌もハリがあるような

「彰ずっといてよねー」

幸子は後ろから抱きつく
わざと胸を彰の背中に当ててみる

「立っちまうだろ。」

幸子は離れて明日の準備をする
三原と行くときより気持ちはラフだった
ドキドキもしない
下着も気合い入れなくていい

「明日あたし、研修だから早く出るね。」

「誰と?」

「松下くん。」

「ほぉ~~。」

彰が研修の資料を見てニヤついている

「田舎は暗くなるの早いぞ。」

幸子は既に明日の晩御飯が楽しみであった
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