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隠れ湯… 秘湯の女将
第2章 回想
二人は、顔を見合わせ……赤らめた…

心臓の音だけ、速く強い鼓動を打つだけであった……

また、少し登りはじめた……
目の前が、急に明るく開けた……小さな湿地帯があった……

緑の絨毯のようで、白や黄色の小さな花を着けた草花があった……

わぁ~きれい~

ほんとうね~
秘密の花園みたい~

暫く、見とれ湿地帯の端を歩き山頂を目指した……

急な斜面を登り、ついに来た……
大きな岩があり、そこに立った~


わぁ~すごい~

回りの山並みが、眼下に見え、雲の姿を見下ろした……

大自然の絶景であった……

ヤッホ~ ヤッホ~ ヤッホ~ 何度も何度も叫び、二人は、笑い合った……

かいた汗が、引いていくような涼しい風が吹いていた……

大自然の中でで食べる昼食は、最高であった……

そこで、ひと時を過ごし、下山したのであった……


湿地帯の辺りで、人にであった……

こんにちは……

お疲れ様です……

それだけの会話であった……

ねぇ~あのペア~よ
うん、そうだね……
男性は、40くらいかしら……
女性は、30代くらいね……

もう、やらしいんだから……

二人は、顔見合わせ再び……赤らめた…
帰りは、疲れもあり、膝がガクガクで下山のほうがキツかった……

楽しい思い出を残し、帰路に着いたのであった……
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