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夢魔の半生
第2章 公園
襲い掛かってきた強烈な快感に思わず知らずに俺の身体にしがみつく。
 オシッコをするだけの場所を触られるのも初めてならそこから快感を得られる事を知ったのも初めてだろう。今時の子供もならこの程度の性知識は有るものかと思っていたが一美は余程ネンネだったのだろか?
 ブランコから完全に手が離れた一美の体重が一度に掛かってきた。いくら女の子とはいえ約30㎏だ。下心丸出しで下半身に悪戯していた俺に支えきれる筈がない。後ろ向きに倒れこんでしまった。後頭部をぶつけたのがコンクリートや地面ではなく怪我防止用に敷かれたゴムマットだったお陰で意識を刈り取られずにすんだ。
 「大丈夫?」
 掛けられる声に首を持ち上げると心配そうに覗き込む一美の顔があった。スカートを履いた脚を大きく開き腹の上に跨がっている姿はまるで騎乗位だ。しかも裾が大きく捲れ上がってショーツが丸見えになっている。
 堪らない眺めだ。
 俺は躊躇なく左手を伸ばして手刀を腹と股間の狭間に潜りこませる。
 再び股間から発せられた未知の快楽に腰を逃がそうとするがそれは尻を抱えた右手が阻止する。
 「なんで逃げるの?」
 股布に当たっている中指と人差し示指を細かく動かし刺激を送り続けながら尋ねると一美は頬を上気させ息を弾ませる。
 「お、小父さんが・・・変なの」
 ?俺が変?何を言ってるんだろう?いぶかしんだが答えは指に呼応して微かに揺れ動く一美の腰にあった。
 「小父さんの指が当たってる所が変な感じなのかな?」
 図星を指されて一美は恥ずかしそうに小さく頷く。
 「そうか。おめでとう。それは大人の女の人だけが感じれる気持ちよさだよ。」
 「大人の女の人・・・」
 「そうだよ。一美のママだってここを触られて気持ちよくなるんだよ。」
 絶え間なく動く指から送り込まれる快楽と共に事実と都合の良い嘘を織り混ぜた情報を流し込む。
 「ここ触られて気持ちよくなるのは素敵なことなんだ。一美のママが好きなことが悪いことの筈ないだろ?」
 相変わらず無茶苦茶な理論だが無垢で知恵の無い子供を誑かすのにはこと程度で十分だ。
 「さあ、今度は自分で気持ちよくなれるように動いてごらん。」
 指先を少し曲げた状態で動きを止めてやると一美は送られて来なくなった快楽を追い求めて腰をモゾモゾと動かしだす。試行錯誤の末指先が秘裂の上部に当てることを発見する。
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