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夢魔の半生
第6章 交番
 国の法と秩序を護り国民の平和と安全を維持する最前線に立つ者が、夫に愛と貞操を捧げた妻が、世の中は正義と礼節で成り立つと信じて生きてきた人間が生まれて初めて浴びせられた屈辱。
 頭にカーッと血が上る。
 が、それは怒りの為ではない。
 絶対的強者を前にして恐怖を通り越し抱く畏怖と敬愛。
 彼女も警察官だ。剣道、柔道は段持ちだし徒手空拳での逮捕術にも精通している。その辺のヤクザ、チンピラを一度に3人までは相手に同等以上に闘える自信と実績があった。
 が、それがどうした。
 圧倒的な雄の前に立てばただ生殖器を差し出すだけの雌にすぎない。
 これは理性や理屈ではない。
 生き物としての本能的。自ら生きていたいという生存本能と子孫を残さねばという種の保存本能。
 生き残る為に強者に媚び、子種を貰うために股を濡らす。
 「尻を出せ!」
 短い命令に恍惚の表情で身体を起こすと机の上の電話や書類、文房具を払いのけ警察官が決して離してはならない手錠、警棒、拳銃が刺さった帯革を捨て引き破るように制服のズボンとパンスト、パンティを一纏めに脱ぎ去る。
 何も乗ってない机の天板に上半身を投げ出し大股を開いて突き出した締まった尻を振りながら尻臀を両手で開く。
 使い込まれた人妻の物とは思えない程ピンク色のオマンコの周りはまるで廃墟の庭みたいにボウボウと荒れ放題に生えた陰毛に囲まれ、それは尻穴の方まで果てしなく続いている。根っからの無精なのか旦那の趣味なのか、いずれにしても汚ならしい。
 尻臀間の毛を10本程摘まむと力任せに引き抜く。
 ブチブチという感触と共に毛が束で抜ける。
 「ギャ~~~!」
 悲鳴を上げながらも尻を突き出す姿勢を崩さない婦警の背に千切った毛を吹き掛ける。
 「なんだこのだらしない毛は!恥ずかしくないのか?よく亭主が黙っているな!」
 「しゅ、主人は単身赴任で。」
 蚊の鳴くような小さな声をスパンキングの音が掻き消す。
 「聞こえない!」
 「しゅ、主人が単身赴任中なので手抜きしました。申し訳ございません!」
 「亭主は単身赴任何年目だ?」
 「に、二年になります。」
 陰毛の手入れをしていないということはこの二年他の男を咥えてもないらしい。
 股下から手を差し込み男旱の秘裂を撫で上げて手が止まる。驚いたな。
 「なんだお前フタナリか?」
 
 
 
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