この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢魔の半生
第8章 単身赴任先
 みっともなく縮こまった陰茎を土足で踏みにじる。
 始めて会った交番で女王様ルックが似合いそうと思った俺の印象に間違いはなかった。浮気夫を睥睨しながら陰茎を嫐る様子はゾクゾクする程艶っぽい。
 「お願いがあるの。逮捕される前にこれに署名捺印してちょうだい。」
 真実子が差し出した紙をみて一志の顔が強ばる。
 「り、離婚届って。本気じゃないだろ?」
 「私、警察官なの。夫が性犯罪者なんて事になったら困るのよ。」
 冷めた声で淡々と話ながらも局部を踏む足には更に力が入る。
 「早くしないとこの粗末な物が使えなくなるわよ。」
 女というのはここまで冷酷になれるのか。三年分の鬱憤が爪先に籠る。
 半べそかきながらボールペンを手に取る一志をそのままにして今度は女の子の方に近付く。
 「お待たせ。お嬢様方。」
 声をかけられ
A子B子の身体がビクリと竦む。
 「改めて。主人がお世話になったようね。貴女達のお陰で見事離婚が成立。これから一生バツイチの汚れた戸籍背負って生きていく事になったわ。」
 一志の時と違って無表情の能面みたいな顔で言葉を紡いでいく。
 「金額は弁護士を通してご相談って事になるけど貴女達には慰謝料を払ってもらいます。それと、これから所轄署に身柄を引き渡します。これで貴女方の経歴に補導歴がつきます。これに懲りて二度と売春なんて馬鹿な事はしないように。いいわね!」
 神妙に項垂れる二人を見下ろしながら真実子はスマホを取り出す。
 所轄署に連絡を入れて刑事達が来るまでの間に少女二人には服を着せ手荷物を纏めさせる。
 離婚届を書き終えた一志には裸のまま今度は慰謝料1千万円を払うとの念書も書かせた。
 その後の事を搔い摘むと
 一志は児童売春、児童ポルノ、未成年淫行諸々で逮捕起訴され執行猶予付きの判決が下った。無論仕事もクビになり社会的にも厳罰を受ける事になった。
 A子B子は補導され厳重注意で解き放たれたが両親から慰謝料が払われた後何処からか流れてきた情報で今回の事が学校に知られ高校生のA子は退学。中学生のB子は転校となった。
 唯一の被害者真実子は警察を依願退職した後俺が紹介した悪徳辣腕弁護士の助けを借りて一志と少女達の実家から相場以上の慰謝料を手に入れた。
/63ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ