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第5章 蜂蜜みたいに甘い夜

「凄く綺麗だよ。
いっぱい舐めさせて？」

「やだ。
恥ずかしい…」

「痛いといけないから、
いっぱい舐めて気持ち良くさせないと…。
恥ずかしいことなんてないよ。
綺麗だし、
可愛いし、
最高だよ。
溢れてくる蜜なんか、
甘くて美味しいから。
とにかく、力抜いて、
リラックスして？
俺の舌と指を記憶して？」


なるべく、言われた通りに力を抜いて、
熊野さんの舌と指の動きや感触を記憶しようとするけど、
初めての感覚で、じっとしていられないし、
背骨がムズムズしてしまう。


両脚の間もたっぷりと舐められてから、
指先でそっと触れられる。

自分でもびっくりするくらい、
ヌルヌルしているのを感じる。


「ダメ。
お尻まで垂れてきちゃう…」と言うと、
そのまま、お尻まで舐められてしまう。


「汚いから、ダメ…」


「茉莉（めあり）に汚いトコなんて、
ないよ？
全部可愛くて綺麗」と言って、
ピチャピチャと音を立てながら舐めると、
割れ目の辺りをゆっくり擦って、
そっと指先を間にツプッと挿れる。

1本目が少し入っただけで、
少し怖くなって、
身体が強張ってしまいそうになる。


そこを舌で舐めながらゆっくりと動かす。

力を抜くようにしていると、
少しずつ奥まで入る。

もう1本の指が、
ナカを探るように動かされる。


身体を起こして優しく唇にキスをしながら、
ゆっくり指を動かす。


「痛くない？」

「大丈夫です…」

「もう少し解そうね？
痛かったら止めるから」と言いながら、
入り口近くのザラついたような処を擦ると、
身体がピクンと跳ねてしまう。


「ナカがギュッと締まったよ？
ここ、気持ち良いのかな？」

「判らないけど、
なんか、変なの…」と言うと、
もう一度、同じ処を刺激する。


頭の中で真っ白なフラッシュが焚かれたようになって、
声が出てしまって、
驚いて口を塞ぐ。


「良いよ。
声、出してごらん？
俺に可愛い声、もっと聴かせて？」と言って、
指を更に増やしてゆっくり抜き差ししたり、
ナカで動かしながら、
花芽の処もすりすりと擦ったり摘んだりする。


そして、胸の先端も舐めるので、
私は我慢出来なくて、
「イヤっ…んっ…。
あぁ…っ。
薫さん、私…。
おかしくなりそう…」と言った。