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ノーサイドなんて知らない
第5章 蜂蜜みたいに甘い夜
少しの時間だったのか、長かったのかは判らないけど、
私は少し意識を失っていたようだった。

虚だった目の焦点が少しずつ合うと、
クマというより、大型犬のような優しい目で私を見つめてくれている顔がすぐ近くにあった。


「薫さん…?
私…」

「気絶しちゃって、どうしようかと思って、
待ってたんだ。
大丈夫?
痛かったら止めようか?」

「えっと…。
まだ、その…薫さん…?」

とびっきり甘い顔をして笑う。

「気絶してる時に最後までしたら、
なんか、無理矢理、犯してるみたいかなって思って…。
イク時は、一緒にイキたいしね?」
と言って、
両方の頬にキスをしてくれて、
前髪をそっと撫でてくれる。


「気持ち良くて…
どうにかなりそうだったの。
薫さん、もっとして?
薫さんが満足するまで、して?」と言って、
私からキスをする。


「良いの?
茉莉(めあり)のこと、
壊しちゃうかも。
気持ち良過ぎて、こっちがおかしくなりそうなくらいだよ?」と言うと、
腰を回すように私のナカの奥まで突くと、
お尻を掴むようにして掻き混ぜた。

私は熊野さんの背中に手を回して捕まって、
目を閉じながらキスを強請る。

首や胸にチクリという痛みが走るけどら
その痛さすら気持ち良くて声が出てしまう。

ナカが収縮して、
熊野さんのでいっぱいになる。


動きが更に速くなる。
一段と大きく硬くなったと思うと、
薄いゴム越しに、暖かいモノがドクドクと出されるのを感じた。


幸せ過ぎて動けなくなる。


熊野さんは優しくキスをしてから、
そっと身体を起こしながら、
慎重に漏れないようにしてくれてた。


「ヤバい。
凄く出ちゃった。
茉莉(めあり)、痛くない?
うわ。
ちょっと出血してる。
本当に痛くなかった?
無理してない?」と、
覗き込むようにして心配するので、
恥ずかしくなってしまう。



熊野さんの方がなんだか涙ぐんでしまっている。

「初めてで痛くて怖かっただろうに…。
ありがとう。
絶対に大切にするよ?
茉莉(めあり)、愛してる」と言いながら、
また、顔中にキスしてくれて、
そっとティッシュで拭き取ってくれる。


「腕枕させて?
明日、早いけど、2人で寝たい」と言って、
私は熊野さんに包まれて眠った。
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