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芦屋洋館秘話 ハウスメイドの献身ご奉仕
第5章  ハウスメイド 志保

 志保は、艶のある内巻きショートボブの髪が頬を隠すほど、深く腰を折ったお辞儀をして言った。 「有り難うございます。シンガポールでは、慶一さんがお仕事にも孤児院のボランティアにも真面目に取り組まれている人柄に引かれて、交際を始めたんです。境遇が似ていて親近感もありましたし。あの日、慶一さんからお話があって、<自分も今まで知らなかったことだけど、社長から、実子に認知するので、青山家を継ぐ立場になることを自覚しろと言われたんだ>と。私、それを聞いて、私のようなものは青山家に入ることはできないんだろうなと、別れ話かと思ったんです。」 志保は少し涙ぐみながら続けた。

「でも、その時、青山家の<しきたり>のこともお話しいただいて、私は、結婚という形ではないけれど、慶一さんのお子を授かるようなご奉仕ができるのなら、幸せなことだと思って。とても不安だけど、ハウスメイドのこと、お受けすると返事したんです。翌日には、社長様にも会っていただき、<青山家は皆で、生みの親も、生まれてくる子も大事に見守ってきたからこそ、今もしっかり家業が続いている>というお話を伺って、少し安心して覚悟が固まりました。」

 有香は、思わず志保を抱きしめて 「私も同じだったのよ。私もね、両親を知らずに、神戸の聖母愛育院というところで育ったんだけど、施設を出るときに青山家のハウスメイドのお誘いがあったの。その時、ご当主のお世話をなさっている涼子さんからお話を伺ったんだけど、やはり最後に、<皆で大事に見守るから安心して>と仰って。私もそれで決心したの。大事にして下さるのは本当のことだから、大丈夫よ。」
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