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芦屋洋館秘話 ハウスメイドの献身ご奉仕
第5章 ハウスメイド 志保

慶一が笑いながら言葉を掛けた。 「僕も上から目線で言うほど慣れてないんだけど、有香さんのお手伝いをしているうちに、仕事の手順も、言葉や振る舞いも、少しずつ慣れてくるから。とりあえず今夜は、ここがシンガポールの僕の部屋だと思って、リラックスしようよ。」
慶一は、志保の肩を抱いて「まずはシャワーでも浴びよう。」と言い、洗面室に入って自ら湯張りのスイッチを押してから、服を脱いだ。脇でシャツとスカートを脱いだ志保が、淡いピンクのハーフカップブラとTバックショーツを着けているのを見て、「そういうの着けているのは見たことなかったよ。ハウスメイドになるからと、少し背伸びしたかな。」と声をかけた。
「有香さん優しいんです。また言いますけど。今朝、空港に着いた時、私の持ち物が小さなキャリーケース一つだったので、お洋服や下着なんかも余り持ってないのを察してくれたみたいで。午後の間に、取り敢えずのものを買い揃えてくれたらしいんです。それで、さっき慶一さんをお出迎えする前に、プレゼントだからって。その中から、ちょっと勇気出して大人っぽいもの着けてきました。」
「似合うけど、無理してセクシーにすることないよ。」
「でも、有香さんは、下着もハウスメイドの身だしなみだからと仰ってました。」
慶一は、再び笑いながら「由香さんは下着にこだわりがあるとは思ってたけどね。」と言って、志保の下着を脱がすと、手を引いて浴室に入り、二人でシャーワーを浴びた。慶一は、志保のショートボブのカールが頬に張り付くのを指で払い、長いキスをした。それから、湯張り途中のバスタブに二人向き合って入り、ゆっくりとした時間を過ごした。

