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彼と私の秘密
第1章 昼間の車内で……
 しかし、彼のイチモツはなかなか立ってくれずに、縮こまったままで、なかなか挿入まで至れない。
 私は、頑張って口の中で転がし、彼がスマホでAVを見るのも許した。
 二人で気持ちよくなりたかった。それだけなのに、彼は萎びたままのイチモツから勢いよくイカ臭いミルクを私の口の中にほとばしらせては、私のことなどかえりみず、すやすやと気持ちよさそうに眠ってしまった。
 期待をしてしまっただけに、その結末はあまりにも衝撃が大きく、私はがっくりと肩を落とした。
 もう、彼に期待なんかしない……。
 悲しく寂しかった。これ以上こんな思いはしたくないと私は固く決意する。
 その後オナニーをするのも馬鹿馬鹿しく思え、早々に眠りについたが、体の奥はまだうずいている。
 彼は今もまだ気持ちのいい惰眠を私の部屋で貪っていることだろう。

「少しだけ」
 返信を待っていたかのように、すぐ次の文が浮かび上がった。
『昨日、自分のことMだと思うっていってたじゃん? なんでそう思うの?』
「責められたり、指示されたりするのが好きだから」
『そっかぁ。それはMだね。今はスカート?』
「はい」
『めくって、パンティをグイグイ食い込ませるようにしてみてよ』
 突然の指示に私は動揺する。
 こんなところでそんなことできるわけがない。
 外を見れば車が数台止まっていて、人はせかせかと店と車の間を行き来しているだけで、中を見られることはなさそうだが……。
「恥ずかしいです」
『ヘアーが横からはみ出るくらい、グイグイできない?』
 そのメッセージに自分の割れ目の周りを思い出す。
「えっと、剃ってるのでヘアーないんです」
『やらしい……。夏は蒸れるからかな? それとも誰かに見せるため? 気になるな』
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