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彼と私の秘密
第1章 昼間の車内で……
「開けました。少し開けただけですけど、外暑いですね」
『スカートの上から、こすこすしてみて?』
「何処をですか?」
 分かっているのにもっとちゃんと指示されたくなって聞いていた。
『アソコだよ? 外からは見ないでしょ?』
「でも、人が来たら……」
『その時は止める。できるよね?』
「はい」
 私はもうバンさんのいいなりだった。
『じゃあ、少し足を開いてスカートの上から撫でてみようか』
「はい、撫でてます」
『どんな感じ?』
「こんな明るい中、とても恥ずかしいですが、エッチな話しとかしてたから、もっと触りたいです」
『感じてるんだね。やらしい……。もっと足開いてみようか。外は大丈夫?』
 そのメッセージに外に目を向けて、改めて見られてしまう可能性があることを思い出すのだが、スカートの上から擦っている手は止まるどころか、もっと激しい動きとなってしまう。
「外は大丈夫です。人がいるのちょっと遠くなので」
『それなら、もっと強く触ってみて。割れ目にパンティが食い込んで、敏感なところにも刺激がいくように』
 手に力を込めて敏感なところをぐりぐりするが布が邪魔をして、鈍い快感がじんわり下半身に広がるだけだった。
「気持ちいけど、物足りないです……」
『仕方ないなぁ。スカートを少しめくって、パンティの横から指を入れてごらん?』
「はい」
 私はめくりすぎないように気をつけながらスカートをたくし上げた。その中に手を入れ、横から下着をずらすと指先に蒸れた熱気を感じる。
 そのまま割れ目に進み指を押し込むとぬるりとした液体に包まれ、少し上になぞれば敏感な突起に触れ体中を電気が走った。
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