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ホップステップ
第1章 フリーランス始めまして
今日はパチンコのイベントの日で極秘で有名な人が来るという
今日は男性客が多い気がする
アイドルでも来るのかしら
幸子が仕込みをしていると
マイクで話す声が聞こえる
「皆さんこんにちわ~♪」
顔はよく見えないが
声は若くは、ない
熟女さんかしら
その割には若い男性客もいつも以上にいた
うちわを持っている
「カオリチャーン!」
掛け声がする
幸子は仕込み用の玉ねぎを切る
目に染みるなあ
イベントは終わったようだ
その為に来た人も多いらしくどっとみんな出ていってしまった
集団がはけると
サングラスをかけた女性が一人カウンタ―席に座る
香水の良い匂いがした
「オムライスください。」
「かしこまりました。」
幸子は卵を割る
「京介~こっちこっち♪」
聞き覚えのある名前だった
サングラスの女性が手招きした先は、、
女性の隣に一人の背の高い男性が座る
幸子は目が釘付けになった
少し白髪が増えたような気がしたが
三原に間違いなかった
ということは隣の女性は、、奥さんの香さん?
もしかして、イベントガールは香さんだったの?
幸子は卵が焦げそうになって慌てて調理に戻る
「僕もオムライスください、、、あっ。」
三原は幸子に気付いた様だ
「ご無沙汰してます。」
幸子はチキンライスを温めながら挨拶をする
「ここにいたんだね。」
幸子は表向きはフリーのライターとして一歩を踏み出したことになっている
ここで働いていることは誰にも話していなかった というか言えるわけないよね、、
可能性を試すとか言って意気込んで会社辞めたのにさ
顔を真っ赤にしながら皿に卵を盛る
女性が三原の二の腕を掴みながら話し掛ける
「二人は知り合いなの?」
「ああ、会社の後輩だった。」
それよりも幸子は女性の正体が気になる
「お待たせしました。」
二人分のオムライスを置いた
「あなた、吉村さん。うちの事務所にどうかしら?」
なんで名前を?あ、ネーム見たのか
「私、独立して事務所立ち上げたの。」
女性に名刺を渡される
ミチミチル事務所社長 星野香
「奥様だったんですね!」
初めて生で噂の三原の妻に会ったのであった
「そう!奥様、だった!のよ~。娘の事とかあるから、別れてからもこうして会ってるけどね。」
ああ、やはり離婚したのか
噂には聞いていたけど
今日は男性客が多い気がする
アイドルでも来るのかしら
幸子が仕込みをしていると
マイクで話す声が聞こえる
「皆さんこんにちわ~♪」
顔はよく見えないが
声は若くは、ない
熟女さんかしら
その割には若い男性客もいつも以上にいた
うちわを持っている
「カオリチャーン!」
掛け声がする
幸子は仕込み用の玉ねぎを切る
目に染みるなあ
イベントは終わったようだ
その為に来た人も多いらしくどっとみんな出ていってしまった
集団がはけると
サングラスをかけた女性が一人カウンタ―席に座る
香水の良い匂いがした
「オムライスください。」
「かしこまりました。」
幸子は卵を割る
「京介~こっちこっち♪」
聞き覚えのある名前だった
サングラスの女性が手招きした先は、、
女性の隣に一人の背の高い男性が座る
幸子は目が釘付けになった
少し白髪が増えたような気がしたが
三原に間違いなかった
ということは隣の女性は、、奥さんの香さん?
もしかして、イベントガールは香さんだったの?
幸子は卵が焦げそうになって慌てて調理に戻る
「僕もオムライスください、、、あっ。」
三原は幸子に気付いた様だ
「ご無沙汰してます。」
幸子はチキンライスを温めながら挨拶をする
「ここにいたんだね。」
幸子は表向きはフリーのライターとして一歩を踏み出したことになっている
ここで働いていることは誰にも話していなかった というか言えるわけないよね、、
可能性を試すとか言って意気込んで会社辞めたのにさ
顔を真っ赤にしながら皿に卵を盛る
女性が三原の二の腕を掴みながら話し掛ける
「二人は知り合いなの?」
「ああ、会社の後輩だった。」
それよりも幸子は女性の正体が気になる
「お待たせしました。」
二人分のオムライスを置いた
「あなた、吉村さん。うちの事務所にどうかしら?」
なんで名前を?あ、ネーム見たのか
「私、独立して事務所立ち上げたの。」
女性に名刺を渡される
ミチミチル事務所社長 星野香
「奥様だったんですね!」
初めて生で噂の三原の妻に会ったのであった
「そう!奥様、だった!のよ~。娘の事とかあるから、別れてからもこうして会ってるけどね。」
ああ、やはり離婚したのか
噂には聞いていたけど