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ホップステップ
第7章 同居
恭子の運転で彰の家に帰ってくる
「その腕じゃ一人で生活するの無理でしょ。ママがしばらくウチに住めって。」
「え、荷物とか、、」
「彰が持ってくるんじゃない?」
適当だなあ
「じゃ、あたし帰るわ。お大事にね。」
恭子は行ってしまう
「おじゃましまーす。」
家に入る
彰も弓子も居ないようだ
確かにこの不自由な手でご飯もお風呂もってなったら不便だ
しばらくお世話になるのも悪くないな
弓子が作るご飯は美味しいし
湯を沸かして入る
ギブスの中が痒い
片手で体を洗う
鏡に写る全身を見る
病院食で少し痩せた
というかコケた?
上がって体を拭く
やはり胸が小さくなったように思う
洗面所でドライヤーを探していると
彰の声がする
「ただいま~。」
「おかえり~。」
幸子が脱衣所から顔を出す
「幸子~。大丈夫か?」
「かろうじて生きてる。」
二人で笑い合う
喧嘩が嘘のようだ
「彰、ドライヤ、、」
彰に抱き締められる
「心配したんだぞ。」
「だったら会いに来てよ。寂しかったんだから。」
「松下さんと一緒だったんでしょ?遠慮しようとね。」
「そんなぁ。」
彰ったら
いつからそんな気を使う子になっちゃったの
彰に髪を乾かしてもらう
「伸びたな~。」
「うん。」
「乾かすの上手ね。」
「フランスの女と付き合ってたからさ。」
「関係ある?」
二人で笑う
「あたし、彰に謝らないといけないことがある。」
「この間のことなら俺が悪かったよ。怒ってごめん。」
やけに素直だ
調子狂うなぁ
「それもだけど。別件でさ。」
二人で食卓を囲む
弓子が彼氏と食べてくるというので
夕飯は彰と二人っきりだ
三原さんに彰のパンツを貸したこと
そして喧嘩別れして返してもらう機会がないことを話した
「俺の恐竜ちゃんシリーズがぁ!」
彰の作った卵焼きは美味しい
「同じ会社なら返してもらったら?」
「聞いてない?俺出向終わって元の会社に戻ったんだよ。いや、同じ会社でもパンツ返してとか言えないだろ。」
「確かに。」
二人で味噌汁をすする
彰とのご飯はやっぱり楽しい
ずっとここに住んじゃおうかなぁ
「その腕じゃ一人で生活するの無理でしょ。ママがしばらくウチに住めって。」
「え、荷物とか、、」
「彰が持ってくるんじゃない?」
適当だなあ
「じゃ、あたし帰るわ。お大事にね。」
恭子は行ってしまう
「おじゃましまーす。」
家に入る
彰も弓子も居ないようだ
確かにこの不自由な手でご飯もお風呂もってなったら不便だ
しばらくお世話になるのも悪くないな
弓子が作るご飯は美味しいし
湯を沸かして入る
ギブスの中が痒い
片手で体を洗う
鏡に写る全身を見る
病院食で少し痩せた
というかコケた?
上がって体を拭く
やはり胸が小さくなったように思う
洗面所でドライヤーを探していると
彰の声がする
「ただいま~。」
「おかえり~。」
幸子が脱衣所から顔を出す
「幸子~。大丈夫か?」
「かろうじて生きてる。」
二人で笑い合う
喧嘩が嘘のようだ
「彰、ドライヤ、、」
彰に抱き締められる
「心配したんだぞ。」
「だったら会いに来てよ。寂しかったんだから。」
「松下さんと一緒だったんでしょ?遠慮しようとね。」
「そんなぁ。」
彰ったら
いつからそんな気を使う子になっちゃったの
彰に髪を乾かしてもらう
「伸びたな~。」
「うん。」
「乾かすの上手ね。」
「フランスの女と付き合ってたからさ。」
「関係ある?」
二人で笑う
「あたし、彰に謝らないといけないことがある。」
「この間のことなら俺が悪かったよ。怒ってごめん。」
やけに素直だ
調子狂うなぁ
「それもだけど。別件でさ。」
二人で食卓を囲む
弓子が彼氏と食べてくるというので
夕飯は彰と二人っきりだ
三原さんに彰のパンツを貸したこと
そして喧嘩別れして返してもらう機会がないことを話した
「俺の恐竜ちゃんシリーズがぁ!」
彰の作った卵焼きは美味しい
「同じ会社なら返してもらったら?」
「聞いてない?俺出向終わって元の会社に戻ったんだよ。いや、同じ会社でもパンツ返してとか言えないだろ。」
「確かに。」
二人で味噌汁をすする
彰とのご飯はやっぱり楽しい
ずっとここに住んじゃおうかなぁ