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ホップステップ
第7章 同居
今日は初出社の日

幸子はパンツスーツでキメる
久々の会社勤めだ
OL時代を懐かしむ
少しウエストが緩い気もする
洗面所で鏡を見ると
髪、髪のアホ毛がヤバい
ああもうそろそろ時間

「彰~ワックス貸して~。」

返事がない

「借りるね~。」

彰のメンズものを失敬する
おお、キマった?
デキるキャリアウーマン風にしたいわ
しかし片手じゃ格好がつかない

彰が部屋から出てくる
パンツ一枚だ

「あ、例の恐竜ちゃんシリーズね。」

「そう。幸子の元彼のと色違い。」

「パンツ、、元気かしら。捨てられてるかも。」

「穿いて幸子のこと思い出してるかも。」

「それもそれで複雑だなぁ。」

彰に髪を整えてもらう
距離が近い
幸子は一物にわざとお腹を当ててみる

「ぶちこむぞ。」

「いやん。」

朝からじゃれる
彰とはこうでなくっちゃ

「二人ともご飯出来たよ~。」

弓子の声がする
家族って良いな
幸子はぬくぬくとした気持ちになるのであった



香の会社は高層ビルにある
もらったパスカードでゲートをくぐる
受付に若くてキラキラした女の子達が居る

あたし、、なんか場違い?

幸子は気後れしながらエレベーターに乗る
一緒に胸元を強調した女性が乗ってくる

おっきぃオッパイだなぁ柔らかそうマシュマロみたい
幸子はまじまじと見てしまう

その人も幸子と同じ階で降りた

あ、もしかして同じ事務所なのかな?



ブースに入る
綺麗なフロア
奥で香が電話対応をしている

アシスタントらしい女性が話しかけてくる

「吉村さんですよね?アシスタントの真田です。こちらのデスクにどうぞ。」

パソコンが2台与えられる
使いこなせるかな

周りはお洒落な女性ばかりだ
ネイルがカラフル
足のペディキュアもギラギラ
アクセサリーも付け放題だ
しかしタイピングのスピードはずば抜けて早い

幸子はますます気後れしてきた

一通り説明を受けて幸子もデスクワークに取りかかる
自分は自分だわ
頑張らなくちゃ
奮起する

「さっちゃん、ちょっといい?」

香に社長室に呼ばれる

「今日から宜しくね。とりあえず週2で来てもらおうかな。後は納期さえ守ってもらえればリモートで良いからさ。」

「香さん、あのぉ、、私なんか浮いているような、、」








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