この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ホップステップ
第7章 同居
「さっちゃんの普通っぽいところが良いのよ。京介もそこに惹かれたんだと思う。」
「香さん、何で私の名前知ってたんですか。」
「京介が寝言で言うのよ。サチコ、サチコって。」
そういえば三原さん、夢に出てきたっていってたなぁ
「三原さんとは別れたんです。」
香の顔色が変わる
「どして?」
「私が、、わがままだったんです。」
「槻が受験生だからねぇ。」
ケヤキちゃん。娘のことだ
「さっちゃん、まだ若いし、モテるし。すぐ次見つかるわよ。というかもう見つかってる?バイクの彼、なかなか良いじゃない。」
「彼、既婚者なんです。」
香が頭を抱えるポーズをする
「ま、それが創作活動に繋がるとしたら、あたしは反対しないわ。今度の作品、サンプルの再生回数伸びてるし。」
幸子はむくむくと仕事に対する意欲が湧いてくる
普通っぽい私だからこそ出来ることがある
「香さん、あたし、がんばります!」
「不倫はほどほどにね~♪」
幸子もつられて笑う
「京介も未練たらたらじゃないかしら。こんなイイコを振るなんて。」
「あれから連絡取ってなくて。」
「ふ~ん。」
香が何か考えているようだ
午後、事務処理が一段落して幸子はAV 撮影に同行する
幸子もエキストラとして出演することになったのだ
不倫している男女がメインで
幸子は通行人役
マンションの一室
幸子はカップルがベランダで交わって居る時に外を歩くだけ
目の前で喘ぎ声が聞こえる
明らかに視界に入るがそちらを見ずに歩くだけ
香の普通っぽいという発言を思い出す
私にも需要があるのね
撮影が終わって直帰する
駅で列車を待ちながら幸子は電話を掛ける
「南です。」
整体の助手君だ
「吉村です。この間はありがとうございました。」
「いえいえ退院祝いですよ。」
爽やかな声
若いって良いな
「南さん、今日このあとご飯行きませんか?この間のお礼をさせてください。」
自分から誘う
香の「すぐ次見つかる」神話に賭けてみよう
「香さん、何で私の名前知ってたんですか。」
「京介が寝言で言うのよ。サチコ、サチコって。」
そういえば三原さん、夢に出てきたっていってたなぁ
「三原さんとは別れたんです。」
香の顔色が変わる
「どして?」
「私が、、わがままだったんです。」
「槻が受験生だからねぇ。」
ケヤキちゃん。娘のことだ
「さっちゃん、まだ若いし、モテるし。すぐ次見つかるわよ。というかもう見つかってる?バイクの彼、なかなか良いじゃない。」
「彼、既婚者なんです。」
香が頭を抱えるポーズをする
「ま、それが創作活動に繋がるとしたら、あたしは反対しないわ。今度の作品、サンプルの再生回数伸びてるし。」
幸子はむくむくと仕事に対する意欲が湧いてくる
普通っぽい私だからこそ出来ることがある
「香さん、あたし、がんばります!」
「不倫はほどほどにね~♪」
幸子もつられて笑う
「京介も未練たらたらじゃないかしら。こんなイイコを振るなんて。」
「あれから連絡取ってなくて。」
「ふ~ん。」
香が何か考えているようだ
午後、事務処理が一段落して幸子はAV 撮影に同行する
幸子もエキストラとして出演することになったのだ
不倫している男女がメインで
幸子は通行人役
マンションの一室
幸子はカップルがベランダで交わって居る時に外を歩くだけ
目の前で喘ぎ声が聞こえる
明らかに視界に入るがそちらを見ずに歩くだけ
香の普通っぽいという発言を思い出す
私にも需要があるのね
撮影が終わって直帰する
駅で列車を待ちながら幸子は電話を掛ける
「南です。」
整体の助手君だ
「吉村です。この間はありがとうございました。」
「いえいえ退院祝いですよ。」
爽やかな声
若いって良いな
「南さん、今日このあとご飯行きませんか?この間のお礼をさせてください。」
自分から誘う
香の「すぐ次見つかる」神話に賭けてみよう