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ホップステップ
第2章 ほぐしてほぐして
幸子は血の気が引くのを感じた
香にバレていたなんて
タジタジになっていると
「あ、別に責めてるんじゃなくて。私と京介は夫婦として終わっていたし、あなたを責める気はないわ。」
「香さん、、。」
幸子は泣きそうになる
今まさに人生の修羅場かもしれない
「京介の元妻と仕事をするのは気が引ける??」
「い、いや、あの、、。」
「大丈夫よ。京介には黙っておくから。私たち、これからは仕事上のパートナーとして、仲良くやっていきましょう!幸子さん!」
なんで名前を知ってるの?
幸子が驚いていると
電話の向こうから
香を呼ぶ声が聞こえる
忙しい人なのだろう
「じゃ、雇用契約書は送るわね。」
一方的に電話が切れてしまう
「やってみようかな。」
幸子は香の人柄に興味を持ち始めていた
起業するなんてかっこいいし
もしかしたらライターとして活躍するための足掛かりになるかもしれない
人生どこでチャンスが広がっているか分からない
幸子はスキップする
この事を三原に真っ先に話したくなったが
まさか元妻と働くなんて
三原はどう思うだろう
三原のことはこれからも大事にしたかった
バツイチでも2番手でもペットでもいい
幸子は三原の傍に居たかった
迷った挙げ句
三原の番号にかける
さっきまで元妻と話していたのに気が引けたが
幸子は嬉しいことは一番に三原に聞いてほしかった
「はい。」
素敵な声
「お仕事中ごめんなさい。」
「大丈夫だよ。何かあった?」
聞き方が優しい
今すぐ会って抱擁したくなる気持ちを噛み締める
「私、新しい仕事の依頼が来たんです!」
「おお、良かったね。どんな仕事?」
幸子は口ごもる
嘘はつきたくない、、
「女性の健康法についての記事です。」
だいぶオブラートに包む
「お祝いしないとね。僕も仕事一段落したら連絡するよ。」
「今繁忙期ですよね。無理しないでね。」
「ありがとう。幸子ちゃんも、頑張ってね。」
電話が切れる
幸子は携帯に頬擦りをするのであった
香にバレていたなんて
タジタジになっていると
「あ、別に責めてるんじゃなくて。私と京介は夫婦として終わっていたし、あなたを責める気はないわ。」
「香さん、、。」
幸子は泣きそうになる
今まさに人生の修羅場かもしれない
「京介の元妻と仕事をするのは気が引ける??」
「い、いや、あの、、。」
「大丈夫よ。京介には黙っておくから。私たち、これからは仕事上のパートナーとして、仲良くやっていきましょう!幸子さん!」
なんで名前を知ってるの?
幸子が驚いていると
電話の向こうから
香を呼ぶ声が聞こえる
忙しい人なのだろう
「じゃ、雇用契約書は送るわね。」
一方的に電話が切れてしまう
「やってみようかな。」
幸子は香の人柄に興味を持ち始めていた
起業するなんてかっこいいし
もしかしたらライターとして活躍するための足掛かりになるかもしれない
人生どこでチャンスが広がっているか分からない
幸子はスキップする
この事を三原に真っ先に話したくなったが
まさか元妻と働くなんて
三原はどう思うだろう
三原のことはこれからも大事にしたかった
バツイチでも2番手でもペットでもいい
幸子は三原の傍に居たかった
迷った挙げ句
三原の番号にかける
さっきまで元妻と話していたのに気が引けたが
幸子は嬉しいことは一番に三原に聞いてほしかった
「はい。」
素敵な声
「お仕事中ごめんなさい。」
「大丈夫だよ。何かあった?」
聞き方が優しい
今すぐ会って抱擁したくなる気持ちを噛み締める
「私、新しい仕事の依頼が来たんです!」
「おお、良かったね。どんな仕事?」
幸子は口ごもる
嘘はつきたくない、、
「女性の健康法についての記事です。」
だいぶオブラートに包む
「お祝いしないとね。僕も仕事一段落したら連絡するよ。」
「今繁忙期ですよね。無理しないでね。」
「ありがとう。幸子ちゃんも、頑張ってね。」
電話が切れる
幸子は携帯に頬擦りをするのであった